石鹸について

歴史

●石鹸のお話
石けんの歴史 その誕生から歴史をひも解いてみると・・・・・
石けんが歴史に登場するのは、紀元前3000年。本格的に製造されるようになったのは、ローマ時代。しかし当時の石けんは、使うと肌がひりひりするような代物で、評判は芳しくなかったようです。

●中世になると・・・・
12世紀頃になると、イギリスでは石けん業者も登場します。けれどもとても高価で、かなりのお金持ちでも、日用品として使えないほどでした。その当時の石けんのお値段は同じ重さの黄金に匹敵するほどです。

●現代に至るまで・・・・
石けんが一般家庭に普及するのはその後の産業革命以降の事。
大量生産により価格も手の届く範囲となり誰もが使うようになりました。そして1933年ドイツで石油化学合成品である合成洗剤が開発されより安価で大量生産の出来る合成界面活性剤に取って代られました。

環境に優しい石けん

●合成洗剤と石けんの違いはどこ?
汚れを落とすという機能では石けんも合成洗剤も一緒ですが、大きな違いは石けんは自然界から取れる植物油脂(主にパーム椰子の脂)に対し合成洗剤は石油を科学的に処理して作られます。

●では何故・・合成洗剤は環境にわるいの?
合成洗剤(合成界面活性剤)は生分解性が非常に悪く、バクテリアなどの生物に対し非常に強い毒性を持っているからです。元々バクテリアは自然界の有機物、つまり下水などの汚れを分解しきれいにする役割がありますが、合成洗剤が下水に流れ込みバクテリアを殺してしまうのです。 もちろん合成洗剤もやがてバクテリアによって分解されますがその期間が1~3ヶ月にも及びます。石けんはわずか1日ほどで水と炭酸ガスに分解されます。それが、石けんが河川・湖沼を汚さない、地球環境にやさしい理由なのです。又、現代人の蔓延している アトピー等の皮膚障害も合成洗剤が原因といわれています。

石けんについてのよくある質問です

Q:泡たちと洗浄力は関係ありますか?

A:一般的に、泡立ちは洗浄力と比例しません。しかし石けんについては泡立ちが悪いと洗浄力は概して悪いといえます。なぜなら、石けんは水中のカルシウムイオンに反応して洗浄力のない石けんカス(金属石けん)を作る性質があります。そのため泡立ちは洗浄力の目安になります。石けんを使うとき、しっかり泡立てることが洗浄力を高めるポイントになると言えましょう。

Q:敏感肌の人にはなぜ石けんがいいのですか?

A:私たちの肌表面は、皮脂腺から分泌される脂が薄い皮脂膜を作り、外部の刺激から肌を守っています。ところが合成界面活性剤を使うとこの皮脂膜を溶かして保護膜を破壊し、肌の表面細胞がむき出しになってしまします。そのため肌の敏感な貴女の場合、肌細胞に直接この”保護成分”が触れると炎症などのトラブルが起こるからです。アトピーなどの方は特に石けんがお勧めです。

石けんの出来るまで

1.植物油脂原料(パームヤシ油)から抽出された脂肪酸とカセイソーダの連続中和方式に  よりニートソープを作ります。

2.ニートソープを真空乾燥機で乾燥させて、チップを作ります。

3.チップをミキサーに入れ、香料、エキス剤等を添加し、混合します。

4.ペレタイザーで練りつぶし、真空押し出し機で棒状にし、これを型打機で様々な形、重さに整形します。

5.型打ちされた石けんをラッピングマシンで包装します。